タミヤ ボックスアートの系譜
子供時代に私たちは、プラモデルを手に、想像の戦場で戦っていました。
しかし、ドラマや映画があったとはいえ、子供が兵器や戦場について手にできた情報は、非常に限られていたと思います。
どのプラモデルを買うかを決めるとき、自分で作ったプラモデルを手に持ち、遊んでいたとき、頭の中で思い描く戦場を支えていたのは、プラモデルの箱に描かれていた、ドラマチックな絵だったのだと思います。
自分たちが手にしているプラモデルが、どんな場所で、どんな敵と戦っていたのか。ボックスアートは、
戦場と模型と子供たちを繋ぐ、「物語」を与えてくれていたのです。
SF 大会には子供の頃から、そして今もプラモデルを愛している参加者が多く参加しています。また近年は、物語性のあるアートとして、このボックスアートの魅力に注目している参加者も少なくありません。
さらに、今年のSF 大会は、タミヤの地元である静岡での開催であり、タミヤ様からも資料提供をはじめ、さまざまな面で企画にご協力いただいております。
このプログラムは、タミヤのボックスアートで活躍された小松崎一門のイラストレーターを招き、ボックスアート制作にまつわる秘話を語っていただきます。
出演者
大西将美(イラストレーター)
上田信(イラストレーター)
ほか
司会 高貫布士(架空戦記作家)
実施場所
中ホール《大地》
実施時間
9月4日(日) 13:30-15:00
インターネット公開範囲
当日:UST・ニコ生等動画放送可
後日:動画公開可